第三回中国旅行

三日目

 この日、K氏は、朝から単独行動。私は他の4人と天檀公園まで一緒に行くことにした。前回、天檀公園は見学していない。ホテルの前でタクシーを拾う。違反を承知で5人乗せてくれるかどうか交渉、OK!後部座席の4人は窮屈だが、少しの我慢。天檀公園北側の入り口で下車する。現地の人たちは、なにやら入場券らしきものは何も持たずにゲートを通っていく。我々も何食わぬ顔で通過しようとしたら係員にチケットを購入するようにと止められちゃった。よく見たら通過している人たちは手の中に小さな定期券みたいな物を握っているのだった。チケット売り場で入場券を購入する。価格は35元、何本かのミシン目がついていて、中の有料スポットで千切られるらしい。まずは、北京観光では故宮の次くらいに有名な、祈年殿を見る。観光パンフレット等には天檀公園の象徴としてかならず紹介されている建物だ。直径30m高さが38m程の円形の木造建築である。建物そのものは三段になった大理石の基壇の上に建てられており、周囲の眺めが良い。遙か彼方で凧を揚げているのが見える。中国では季節を問わずに良くたこ揚げの風景が見られる。地元の老太太(おばあちゃん)が興味深そうに建物内部を覗いている。内部にある12本の柱は1年の12ヶ月、外側は十二支を表しているのだと教えてくれた。祈年殿から南の皇穹宇(ホァン・チョン・ユイ)へ向かう。途中の回廊は石造りの立派な物だ。土産物売りが迫ってくる。小型の連凧や中くらいの大きさの鳥凧だ。凧は、前回いろんな物を買ったので今回は見送る。皇穹宇には回音壁という円形の壁があり、文字通りエコーで話し声が壁の反対側で聞こえるという。しかし人が多く騒々しくて、試すどころではなかった。2本の棒の先を紐で結び、それを左右の手に持って、その紐の上を転がす音の出る独楽を回している人がいた。案の定、これも独楽を土産に売っているのだ。この南には圜丘(ホァン・チュイ)と呼ばれる3層になった大理石の檀がある。しかし、ここまで、同行してきた4人はKさんとの待ち合わせ時間が迫ってきたので、ここから別行動することになり、一人で、行くことにした。お昼は前門のレストランで待ち合わせることにした(しかし、誰もその店の名前を知らない)。

 別れてから圜丘を見に行く。さすがに中国人ばかりだ。一番下は四角で内側2段は円形の檀だ。まあ、いままでに凄い物をたくさん見てしまったのでさほどの感動もない。中国人の若夫婦が互いに記念写真を撮ろうとしているので、声をかけて二人の写真を彼らのカメラで撮ってあげた。代わりに自分のカメラを渡して私の写真を撮ってもらった。

 この先には、もう南門しかないはずだ。時間がないので、今回なんとしても見たかった自然博物館へ向かう。なにしろ今回の中国旅行はこれを見たくて来たようなものだ。右へ曲がって西の方へ向かう。しかし故宮の3倍もの広さがあるという天檀公園のこと、すぐには目指す自然博物館の場所がわからない。途中でなんども地元の人に道を尋ねた。何度か道を聞くうちに、ようやく西大門へ向かう通りへ出た。かれこれ3〜40分以上は歩いたかな。並木道の木陰で休んでいる人やこれから公園内に向かい人たちがたくさんいる。ふとベンチで休んでいる中年の夫婦と目が合ってしまった。軽く会釈して、最終確認しようと博物館の場所を尋ねた。どうやら、方向は間違いないらしい。写真を撮らせてくれと言ったら快く応じてくれたので、ホテルから持ってきた封筒に写真の送り先を書いてもらった。西大門を出たところは賑やかな商店街になっていた。そのまま進むと大きな通りにぶつかった。これが自然博物館のある永定門内大街だ。バス停がいくつも並んでいる。ややや!これから私が行きたいと思っている大観園行きの路線もあるなあ...。

  とりあえず北上して自然博物館を目指す。やがて、それらしい建物が見えてきた。入場料を払って中へはいる。いきなり目指す3階へ行くのももったいないので1階の展示場を見てみる。1階は恐竜の展示、上野の国立博物館も目玉は恐竜だからなあ。1階、2階とさっと眺めて、目指す3階へ向かおうする。ところが3階への階段の所に立ち入り禁止の看板が...!!おかしいなあ。向こう側にも3階へ行ける階段が有るようだ。行ってみると、やはり立入禁止。しかし、壁に張り紙がある。ふむふむ、人体標本の展示は屋外の白い建物にあるなどと言うことが書いてある。これこれ!実は、これが見たくてはるばる北京までやってきたのだ。いよいよ話に聞く、実物にお目にかかれる。外に出るとその建物はすぐに判った。はやる心を抑えて入ってみる。あるある!本物の人間の死体の標本だ!数年前に上野の国立博物館で見たようなプラスティネーションではない。ホルマリン漬けの死体だ。なにしろ世界で唯一、ここの博物館でだけしかお目にかかれないという人間の標本。奥には人間の胎児、それも奇怪な独眼の奇形児などのホルマリン漬けが展示されている。こんなもの堂々と展示しても良いのだろうかと不思議な感覚に捕らわれる。多分写真撮影は禁止だろうなあと思いながらもこっそり撮影してしまった。中央奥には横になった若そうな女性の死体が内臓を露わに展示されていた。さすがにどの標本も顔の部分には布を被せられて死者の尊厳を守る配慮はなされている。半年ほど前に、ある本でこの博物館の存在を知り、怖い物見たさもあって、是非ともここを訪れてみたいと考えていたが、普通の観光コースにあろうはずがない。今回、やっとの思いで、しかもたった一人でここを訪れることが出来た。だから余計に感慨深い。ふと、目に留まった標本の漢字の表示が読めなかった。で、持参の日中・中和電子辞書で漢字を検索していたら、間違って発音ボタンに触れてしまった。静かな館内に思いがけずその音が響き渡る。係員の大娘(おばさん)が、たしなめるようにやってくる。あわてて、“これは中日辞書だ”と説明して謝り、バッグにしまう。写真を撮影しようかとカメラを構えたら、例のおばさんが再びあわてて飛んできた。やっぱり撮影禁止だ。急いでカメラをバッグにしまう。2度も叱られてしまった。展示館を出て館内のトイレに行く。十分使用に耐える綺麗なトイレだ、ちゃんとドアも付いている。しかし、“大”をしていた中国人はドアなんか開け放したまんまだ。私にも、まだあれだけの度胸はないなあ...。

 博物館を後にすると、南の方にあったバス停へ向かう。途中、小さな書店があったので早速チェックしてみる。入り口右側に英語のテキストや参考書のコーナーがあったので、もしやと思って日本語の教科書を探してみたが見つからない。服務員(店員)に尋ねてみたが、やはり日本語の教科書はないという。中央の平台を眺めていたら漢語趣味という漢漢辞典があったので興味半分にそれを求めた。定価17元と書いてあったが5元だった。なぜなのかなあ?もしかすると古本屋だったのかもしれない。

 バス停の所まで来ると時間はすでに11時を回っている。大観園に行く時間はない。とりあえず待ち合わせ場所の前門へ行ってみることにした。ほとんど待つ時間もなくバスがやってきたので、“ままよ”と乗り込む。車内はさほど混み合ってはいない。車掌に“前門”と声をかけて1元払う。ピンク色の薄っぺらな乗車券をくれた。いくつかの停留所を過ぎると、大きな広場に出た。客が一斉に降りていく。車掌が“到了”と声をかけてくれた。そうか、ここが前門か。バスを降りるとさすがに大勢の人、人..。 時間は間もなく約束の11時半、待ち合わせ場所は“小龍包”という中華料理が有名な店という。しかし、店の名前がわからない。おまけにごった返す人と、多くの店もあって、とてもこの中で遭遇するのは無理と判断して、どこか適当な所で昼食にしようと歩き出す。

 バス停の近くの店の前で白いTシャツを着た小姐(若い娘)が盛んに呼び込みをやっている。どんな物を食べさせてくれるのかなあと立ち止まったら、ばったり目が合ってしまった。そこで、看板の所へ行って指さしながら料理の発音を教えてもらう。中程に小龍包の文字が見えた。多分お目当ての店では無いだろうが、ここで食べていくことにした。小龍包、金5元也をレジで払うと飲み物はどうするかと聞かれた。そうだなあ“シェーピー”(スプライト)でも、もらおう。と言ったら。スプライトも5元だった。テーブルで待っていると、一人で歩いている日本人が珍しいのか、小姐たちが入れ替わりにやってきていろんな事を聞く、私も面白半分に知っている字などを中国語で発音して、会話を試みる。まだまだ四声がままならず、いろいろと教えてもらう。良い勉強になった。そもそも、この旅行も中国語の勉強という名目で来ているのだし。奥の調理台の所では7〜80センチの高さに積まれた蒸し器の脇から大きな炎が上がっている。凄い火力だ。飲み物と料理が運ばれてきた。少し大きめのシューマイみたいな物だ。“たれ”は、と思ったら店員の女性が来て何やら尋ねる。そうか、味加減を聞きに来たのだ。“辛いたれ”を頼む。醤油になにやら薬味がいろいろ入ったような“たれ”が来た。さっそく食べてみる。思ったほど辛くは無いが、ほかほかと暖かくて美味い。ぺろりと7個平らげた。もう少し何か食べられそうだったが、もう一人前食べるほどでも無かったので、スプライトを飲みながら少し休ませてもらう。店員達も興味深そうにこっちを見ている。“ニーメン・シー・ピャオリィアン”(あなた達、美人だね)って言ったら照れ笑いをしていた.。店の外へ出て呼び込みのTシャツの小姐の写真を撮り、例によって封筒に住所を書いてもらった。

 さて、このまま前門にいても、友人達と巡り会うのはまず不可能と思われたので、バスで大観園へ向かう。前門から乗ると大観園は終点なので間違える心配はない。大観園は故宮の南西の方向にあり、少々不便なところだ。そもそも大観園は”紅楼夢”という中国では有名な小説の中で主人公が暮らす庭園付きの大邸宅で、これを小説の記述にしたがって忠実に再現したのだそうだ。バスは市内から遠ざかる方向のためか、かなり空いている。終点でバスを降りたときは、私一人だけだった。入り口で入場券を買って、中へ入る。紅楼夢で読んだ庭園の様相がそのままに再現されている(の、だろう)さすがに日本人を初めとする外国人の姿は皆無で、中国人観光客だけしかいない。所々に別料金を支払わなければ入れない所もある。しかし、時間もないので有料の所はすべてパス。入り口に“石頭記”とかかれた冊子を掲げた小さな建物があったので、入ってみた。中は土産物屋のようで、書や本を売っている。眺めていたら、紅楼夢全*巻なんて物が目に付いたが私の中国語では到底読みきれるはずもない。そうしたら別な棚にあった子供向けの挿し絵付きの紅楼夢全1巻があった。カラーの挿し絵が実に綺麗なので購入してしまった。あとで中国語の勉強に使おう。庭園の中は実に広く、短時間では、とても全てを堪能するほど見ることは出来ない。後日来ることが有ればまた訪れよう。

 大観園を後にしてバスにて前門へ向かう。今度は乗客も多く座るところが無い。しばらく順調に進んでいたバスが路線の、ほぼ真ん中あたりの、病院の前に来ると、やおら車掌が何か言いだした。乗客は全、降りてしまった。訳が分からずにいると、どうやらそのバスはここで終点らしく、車掌に怒鳴られて、いたしかたなく下車する。いざというときはタクシーで行くほか無いとあきらめて、バス停で次のバスを待つ。何台かのバスがやってきたがどれも違う方向へ行くバス。20分以上待っても目的のバスはやってこない。今日は北京空港から国内線で大連へ戻ることになっており、やや焦る。タクシーを何台かやり過ごした頃、ようやく目的のバスがやってきた。車内は猛烈に混んでいる。入り口まで満員だ、ここで諦めたら、いよいよタクシーに乗るしかない。運転手は中年のおばちゃんだ。ようやく、乗り込んだが、入り口のステップのところしか乗る隙間はない。しかも、私の後から乗り込んできたおばちゃんと二人で狭いステップの上に乗っていた。やがて次の停留所に停車して、運転手が自動ドアを開けた。その瞬間、後ろにいたおばちゃんが、なにやら大きな悲鳴を上げた。何がなんだか判らずにいたのだが、もう一度ドアが閉まった。なんとそのおばさんは開いたドアの裏側に腕を挟まれてしまったのだ。何人かの乗客が降りて何人かが乗ってきた。バスは何事も無かったかのように走り出したが、腕を挟まれた女性がかなり痛かったらしく満員のバスの中で大声で抗議を始めた。私はすでにバスの中程に進んでいたのだが、そのだみ声たるやバスの中の客が全員、騒然とするような大声で、運転手と口喧嘩...。中国人は人目をはばからず大喧嘩をするとは聞いていたが、これほどとは思わなかった。運転手は“そんな所に手をおいていたあんたが悪い”みたいな事を言うし、客は客で、“ここにいるのがわかっていてなぜ開けた”みたいな事を言っている。満員の乗客はただただ聞いているだけで、誰も仲裁しようともしない。車掌だけが、後ろの方から何やら大声でどなるが何を言っているのか聞き取れない。ああ、あれが全部聞き取れたらさぞかし面白かっただろうに...。件のおばちゃんは、ぶつくさ言いながら2つ程先の停留所で降りていった。騒ぎの収まった車内では車掌が切符を買っていない乗客に切符を買えと促す。私も買っていなかったのだが、始発から終点まで1元のはず。前のバスで買った切符を提示して大観園から乗って、途中で終点になっちゃったのだからと言ったが、結局もう一枚買わされた。なんだか騙されたみたいな気がするのは私だけだろうか?

 這々の体で、前門にたどりつくと、時間はもうすでに午後1時半。空港行きのバスへの待ち合わせまであと1時間しかない。せっかく来たのだから真っ直ぐタクシーでホテルなんてもったいない、少なくとも天安門には行かなくちゃ.. と、急ぎ足で天安門前広場を歩く。2度目とは言え、この広さはなんとも言えない。暑い中ボトルに残った最後の一口を飲み干してひたすら歩く。地下道をくぐって天安門に行く。地下道の中や天安門の前には美味そうな冷たい水(というより凍った水の入ったペットボトル)を売っている若者がたくさんいる。だが、大抵はボトルのみ再利用して普通の水(水道の水)を売っている、迂闊に買って飲んだら腹を壊しかねない。ここは王府井まで、ぐっと我慢だ。だけど北京の広さは半端じゃないのよね。天安門から王府井の入り口まで20分位かかったかなあ....もう、あと30分で空港へ向かう時間だった。とてもじゃないけど王府井での買い物なんか、している暇はない。やむを得ず水も買わずに、近場にいたタクシーを拾って待ち合わせ場所のホテルへ向かう。ホテルへ到着したのは10分前。暑さでのどがからからだ。空港へ入ってしまえばなんとかなるのだが...。致し方なくホテルの売店で水を買う。冷えてはいるが、なんと10元!たっかいなあ!もう... 。昨夜、ちょっと話した売り子の女性がいた。片言の中国語でおしゃべりした私が、よほど印象深かったらしく、出発間際までおしゃべりする。けっこうかわいい娘さんでした。ごめんね。水だけしか買わなくて...。

 北京の空港までは、昨日のガイドと運転手が送迎してくれる。なんとガイドがチェックインまでやってくれた。一同、搭乗時間まで適当に時間をつぶす。乗ってしまえば大連まではあっという間の50分だ。機内では軽食が出た。今日は、お昼が軽かったのでありがたい。“ゲィ・ウォー・ツァイ・ライ”と飲み物のお代わりをする。

大連空港はまだ明るい、タクシー2台に分乗して博愛大厦へ向かう。予約してあったコンドミニアムは3ベッドルームにキッチン、リビングのついた豪華な部屋。これで、一泊**元とは実に安い!おまけに、ちゃんと朝食までついている。朝食は普通のホテルと同じように、食券を提示すれば和洋、サンドイッチの3種類から好きな物が選べるそうだ。今夜の夕食はKご夫妻の友人の中国人が最近始めたレストランでごちそうしてくれるという。部屋に入った男ども三人は、いそいそとシャワーで汗を流す。件のレストランは星海公園の近くだ。時間がないのでタクシーで店へ向かう。案内された店は、こぢんまりとしているが、なかなかおしゃれで内装にもかなり日本的な気遣いがある。普通の店はエアコンの配管やら電線などが平気で露出しているのがごく普通。個室などでも、後から取り付けたらしいエアコンのドレインが、そのまま室内に排出されて、ペットボトルで受けているなんてのが、当たり前なんです。この店では配管は露出しているものの、造花で覆って隠すなど、随所にきめ細かい配慮がなされている。経営者の姜(jiang)さんのセンスが光るところだ。姜さんは若くて、背が高く、なかなかの美人だ。お店もなかなか繁盛しているようにお見受けした。奥の個室には外人さんのグループが食事をしているし、とりあえず座ったテーブルの隣のテーブルには、個室が空くのを待っている人たちがいる。ちょうどワールドカップの中継が放映されており、狭い店内はもの凄い盛り上がりだった。やがて、外人さんのグループが帰り、その後へ通される。一同、ビールで喉を潤し、美味しい料理に舌鼓を打つ。

 帰りは電車で行くことになった。辺りはすでにかなり暗い。駅まで少し歩く、路面は例によってでこぼこしていて歩きにくい。海も近いので夜風がやや肌寒い。電車と言っても路面電車、ほとんどバスのような感覚だ。運転手は全て女性なのだそうだ。入り口で1元を払う、距離には無関係。この辺りは日本も見習って欲しいところだ。車内は結構込み合っている。駅を通過するたびに、空いた出口の方へ徐々に移動する。混んだ車内で、出口に遠いところにいると降り損ねてしまう。概ね20分程か..。博愛大厦のある黄河路を横切ったところで下車する。夜で、あたりの風景も見慣れないせいか、K氏に声をかけられなければ、降りそこねちゃったかもしれない。停留所は、道路のど真ん中でプラットフォームも何もない。車がバンバン走ってくる道路の上に直接降りる。迂闊に降りると、やってくる車にはねられそうだ。電車を待つ乗客も、道路の真ん中に突っ立って、やってくる車をかわしながら、電車がくるのをひたすら待つ。度胸がなければ、この国では路面電車も乗れない。皆、たくましく育つはずだ。一同、黄河路を歩いて博愛大厦へ戻る。博愛大厦の1階にある、ミニスーパーを覗いてみる。さすがに、ここは、日本食なども置いているが、値段は安くない。地元の白酒を見つけたのでこれを買う。UさんTさんと、部屋へ戻って、Kさんの所からもらってきたビールで改めて乾杯! 白酒はコウリャンなどで作る中国東北部でよく飲まれている強烈な蒸留酒、独特の香りがあって、個性が強い。3人でちびちびやりながら、明日の予定について相談する。

 Uさんは日本で待つ奥様の所へ電話をかける。お土産の件でいろいろ相談しているみたいだ。K夫人の紹介で、明日、S嬢と一緒にチャイナドレスの店へ行くことになっているらしい。私も娘にノと一瞬思ったがサイズなんて全く解らないしなあ..。


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1

大連〜北京

2

北京

3

北京〜大連

4

大連

5

大連