第6回 真岡線サイクルトレイン

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とき:平成11年11月7日  主催:栃木県サイクリング協会  ところ:栃木県真岡市〜茂木市  走行距離:30Km


真岡線SLサイクリング大会

      日立市立助川小学校5年3組 大和田 賢 (平成11年当時)

 今日は、いよいよ楽しみにしていたSLサイクルトレインの日です。朝の5時に起きたらまだ暗かったです。すぐに着替えて外へ出ると、一緒に行くお父さんの友達が、もう来ていました。今日は車2台に全部で9人が参加です。子供は僕の他に小5の女の子と男の子、それに小2の男の子の4人でした。自転車を車の屋根に積み込んでいよいよ出発です。途中のコンビニで朝ご飯のお弁当を買って車の中で食べました。真岡の駅に着いたのは午前8時ちょっと前でした。駅前の広場で自転車を下ろしたのですが誰も来ていません。自転車を屋根に積んだ人が来たので聞いてみたら会場は駅の裏側でした。車を駐車場へ置いて自転車で会場へ向かいました。真岡の駅は建物がSLの形になっていて面白かった。会場にはもうたくさんの人が来ていました。大人もたくさんいたけれど僕より小さい子供もたくさんいました。中には二人乗りで来ている人も何人かいました。受付をすませて参加賞をもらい、おじさんが挨拶をしました。駅にはSLがとまっていましたが、やがて真っ黒い煙を出して走っていってしまいました。

真岡の駅からスタート
最初は1列になって進む

 午前9時、花火の合図で出発です。大勢の人が一度に走ると危ないので1列になって順番に走り出します。街の中は信号や交差点で何度も止まったので、ものすごく長い列になってしまいました。やがて、あまり車の走らない田舎道に出たので、僕は一番前に行こうと思って一生懸命スピードを出して前の人を追い越していきました。お父さんやお友達の人たちはずっと後ろの方になって見えなくなってしまいました。しばらく走ったところで左に曲がりました。ここからは右も左も刈り入れの終わった田んぼが続いていました。やがてお父さんが追いついてきました。心配になって急いで追いかけてきたみたいです。「あんまり無理をするな」と言われました。少し走ると駅が見えました。益子という駅でした。

益子駅(あまり人はいないなあ)
たたら駅の休憩所でバナナを食べた

 一休みしている人もいましたが、僕はあまり疲れていなかったので休まないでそのまま出発しました。それから橋を渡ったり、川の側の道を走ったりしてやっと休憩所に着きました。ここは「たたら」という小さな駅の前です。係りの人にバナナやアクエリアスをもらって一休みしました。でも、早くゴールしたかったのでお父さんがトイレに行っている間に一人で先に出発しました。しばらく走るとお父さんが追いついてきました。一緒に来た5年生の男の子も来ました。それからしばらくの間同じスピードで走りました。でも、はじめの頃にスピードを出して走りすぎたので疲れてきました。後半は前半に比べて上り坂や下り坂がありました。気持ちよく坂を下っていったら今度は長い上り坂になってしまいました。僕は一生懸命登ったけれど、疲れていたので、坂が登れなくなってしまいました。しかたなく坂の上まで自転車を押していきました。しばらく走ると長い下り坂に来ました。途中で自転車の人が何人も止まっていました。そこには女の人が倒れて道に寝ていました。下りの途中でドブに落ちて、転んでしまったそうです。とても痛そうに顔をタオルで押さえていました。やがて救急車の音が聞こえたので、また走り始めました。それからも細い山道みたいなところや太い道路も走りました。お父さんのお友達の人が追いついてきました。

お父さんのお友達
SLとぼく

 ここから4人で走ってようやくゴールへ着きました。ゴールは茂木の「道の駅」というところです。ゴールで、係りの人に、記念写真を撮ってもらいました。気持ちのいい芝生のところでお弁当をもらって食べました。あたたかい豚汁をもらって食べていたら、脇の線路のところをSLが走っていきました。僕たちがこれから帰りに乗るSLです。お弁当が済んでからゲームがありました。いろんな賞品があったけど、僕は何も当たりませんでした。後は茂木の駅からSLに乗って帰るだけです。

茂木の駅で、列車に積んでもらう自転車をホームに並べてから、SLを見に行きました。こんな近くでSLを見るのは生まれて初めてです。真っ黒で大きな鉄のタイヤが付いていました。SLってすごいなあ!下の方から白い煙が出ていました。運転席にはたくさんのハンドルやレバー等がいっぱいありました。SLの出発まではまだ時間があったので駅の売店でアイスクリームを買ってもらって食べました。SLの一つ前の電車が来ました。自転車はこの電車に積み込まれました。自転車を乗せた電車が行ってしまうといよいよSLがホームに入ってきます。真っ黒い煙を出し、大きな汽笛をならしてSLがバックでホームへ入ってきました。こんなに近くで動いているSLを見るのは初めてです。SLが止まるとみんな一斉に客車に乗り込み始めました。写真を撮っている人もいます。お父さんと乗り込もうと思ったらもう座るところがありませんでした。仕方がないのでどんどん後ろの方へ歩いていったらなんとか2人だけ座れるところがありました。前の席にはお父さんのお友達が座っていました。SLが走り始めると前の方から黒い煙が飛んできます。窓から顔を出すと何か飛んできて顔に当たります。線路の脇にはSLの写真を撮るためにカメラを持った人がたくさん並んでいました。お弁当を食べた所にも見物人がたくさんいて手を振っていました。列車の中では疲れて眠っている人もいたけどぼくはずっと起きていました。真岡の駅に着くとホームに自転車が並んでいました。自分の自転車を見つけて駅の外に出ました。係りの人の挨拶が終わると解散です。それぞれ自転車を車に積んで家に帰りました。ちょっと疲れたけどものすごく楽しい1日でした。

 


 

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