サイクルサイドカーの作り方 

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 このサイドカーは長男が生まれた翌年に4ヶ月程かけてコツコツと作りました。

 今を去ること10数年前、長男が生まれた。このサイドカーを作ろうと思ったきっかけだった。そもそも、独身時代にどこかの自転車雑誌でタンデム車にサイドカーを取り付けてご夫婦で楽しんでいる方の記事を見たことがあった。私は当時、たまたま普通のロードよりギヤレシオの低いAMANDAのクロカンを持っていたので、これをフラットなハンドルに付け替えてサイドカーを取り付けることにした。以下はその顛末である。いささか古い情報なので恐縮だが、これから子育てをする自転車マニアの方の参考になれば幸いである。なお、この内容は雑誌ニューサイクリング(ベロ出版社)の1986年8月号に掲載されているのでバックナンバーを入手出来る方は参考にして下さい。(注、その後引っ越しをしたので掲載されている電話は使えません)完成後は長男、長女、次男と順次3人の子供たちを乗せてあちこち走り回りました。そのせいか、写真の次男は自転車が大好きになり、各地の大会等へ一緒に参加したりしている。現在は使用していないが、将来孫が出来たときのために大事に保管してある。

 

ラフスケッチ

 

使用する材料について

グラスファイバー用樹脂

 

グラスファイバークロス

 

ママチャリサドルのバネ

4個

車椅子用片持ちハブ

左側用

20インチリム&スポーク

1個分

20インチ用泥よけ

1個

2ミリアルミ版

フェンダー内側

10ミリ*600ミリ位のボルト

1本

内径10ミリ少々の厚肉鉄パイプ

長さ20センチ程度

10ミリピローボール

2個

10ミリ段つきロングナット

特注品

ラワン板

シート・本体底部

1ミリ鉄板

シートの補強用

5ミリ鉄板

少々

ビニールレザー

シート用

厚手クロス

内張用

自動車のドア用モール

本体開口部の周縁保護

2ミリ厚ゴム版

10センチ四方程度

フレーム用鉄パイプ

廃材の陳列棚を流用した

木工用鉄補強材(隅用)

4個

内径6ミリパイプ

少々

スポンジ板

シートの中に入れる)

発泡スチロールの板

本体の型用

6ミリビスナット

少々

10ミリナット

5個

サンドペーパー・塗料等

 

10ミリナットは1個だけドリルでネジをさらい、ボルトの中程に溶接する

 

 船の部分は発泡スチロールの板を重ねて作った型にグラスファイバーを積層して作ります。発泡スチロールに、直接有機溶剤が接触すると溶けてしまうので、ガムテープで保護しました。(注 現在はもっといい型用の材料が簡単に入手できるのでこんな必要はないでしょうね)船は3歳位までの子供が乗れる大きさにしました。シートはラワン材で作りました。底の部分は船と一体になった15ミリ板が埋め込んであります。成型した型の一部を板厚分だけ切り取り、板を仮止めしておきます。グラスを積層して固まったら中の型を壊して取り出します。表面の凸凹をサンドペーパーなどで滑らかに成型して塗装します。縁の部分には車に使うドアの傷つき防止のモールを取り付けました。

 フレームは古物屋で見つけた陳列ケースの一部を切り取って使用した。これから製作しようという方が一番苦労する部分でしょう。たまたまU字型になっていました新たに製作される場合は角型に溶接するのが簡単でいいでしょう。U字フレームの端部にピローボールをねじ込むために特注のナットを溶接します。前後のピローボールの間に装着する厚肉のパイプに自転車に取り付けるための5ミリの鉄板を溶接します。下の図を参照して下さい。NCの記事では脱着を容易にするために自転車のエンドの様に解放したが、数年間使用後に折れました。新たに製作する場合は穴だけにした方がいいでしょう。

 自転車と船の結合はBB直後のチェーンスティを鉄板で上下から挟み、下側の鉄板に溶接した10ミリのロングボルトがピローボールを通って厚肉パイプを貫通し、後部ピローボールの後ろでダブルナットで固定します。ボルトは現物合わせで適当に曲げておく必要があります。三角の5ミリ鉄板の穴にリヤシャフトに通します。

以下 写真にて細部を紹介します。

 

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