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サイクルサイドカーの作り方後編  

フレーム部

注) 写真の中のスケールは60センチの物 (アルミの棒はフェンダーのステー)

 

フレーム部分(下が進行方向)

 

フレーム部分(進行方向は右)

 

ハブシャフトの取り付け部(進行方向は左)

走行状態
駐輪状態
 

 駐輪の時には右の様にフックをかけて固定する。    

三輪になるのでサイドブレーキが必要になる。ブレーキレバーをストラップで縛るように固定する。

三角板にはクイックを通しやすいように鍵穴型の穴を開けた

泥よけは子供がタイヤに触ったりスポークに手を入れないように必ず装着すること。内側は全面を扇型のアルミ版で支えてある。中央は補強のアルミ板。後ろをステーで支える

 

シャフト先端部
本体の取り付け部

 

左 BB直後のチェーンステーを上下から挟んで取り付ける。

右 本体とフレームの連結部、ママチャリのサドルのバネを介して取り付ける。フレームのパイプが薄いのでパイプに溶接したり穴を開けずに、コの字型に曲げた金具に内径6ミリのパイプを通して挟んだ。

本 体

本体はグラスファイバー・風防はオートバイの物を切断して流用した

横幅約35センチ 全長65センチ程
底には厚手のラワン板を埋め込んである
内部はクッションフロアの端切れと厚手のクロスで内装
シートは木製ビニールレザー張り・シート下は小物入れ

 2個のピローボールのネジを調整して若干のトーインを付けます。調整が悪いと直進性が悪くなります。風防は大きくすると子供が居眠りをしたときに顔をぶつけるのであまり大きくしない方がいいです。本体の取っ手は自動車から流用しました。自転車についてはこれから製作するならMTBを利用することをお奨めします。子供を乗せると重量が結構重いので、低いギヤ比のある自転車の方が有利です。当時はリヤエンド幅が126ミリだったので120ミリのハブで組んだホィールを使い、ハブ左側とリヤエンドの間に三角板を挟むように取り付けました。現在は135ミリが主流になっているのでロード用の130ミリハブを使えば条件は同じになります。またクィックの無いネジ式のハブシャフトならエンドの外側に共締めすればいいでしょう。連結部がピローボールになっているのでコーナリング時にも自由に傾き、安定した走行が可能です。但し、カー側の20インチタイヤはコーナリングの度に横方向に地面と擦れるのでタイヤの摩耗は比較的早いです。子供が居眠りをすると体が前へ倒れてしまうので、シートベルトは出来れば4点式にした方が安全です。最近は自動車用のチャイルドシートの良い物が出回っているのでこれを利用すればいい物ができるかもしれません。

車椅子用の片持ちハブは当時、入手が困難だったので私は左ペダルのシャフトを利用して片持ちハブを作りました。フレームに固定するにはクランクの先端を切断して作ったナットを利用しました。(注:最近ジャイアントから出ているhalfwayというミニサイクルには片持ちハブが採用されています。部品で入手できれば活用できると思います)

フレームには特殊な長いボルトが必要となりますが、入手出来ない場合は10ミリの鉄棒の端にネジを切ればいいでしょう。

なお、法規上の問題ですが{二輪を有する普通自転車に於いては運転席以外の部分に人を乗せて一般公道を走行してはいけない}となっています。しかし、この自転車は三輪となりますので{普通自転車}ではありません。従って一般公道で2人乗りすることが可能と解釈しています。まあ、だけど何回も交番の前を通ったり、お巡りさんやパトカーの近くを通ったことがありますが、とめられたことはありません。普通の自転車より幅が広く、内輪差も出ますので走行には事故の無いようにくれぐれも注意して下さい。女子校の前なんか通ると”きゃあきゃあ”騒がれて、こちらが恥ずかしくなるくらいです。

 以上、大まかな要点について説明しましたが、詳細については前述の雑誌ニューサイクリング(ベロ出版社)の1986年8月号に掲載されているのでバックナンバーを入手出来る方は参考にして下さい。(注、その後引っ越しをしたので掲載されている電話は使えません)

現在は、孫ができたら使えるようにと、分解して保管してあります。近県の方などで、ごらんになりたい方はメールでご連絡ください。(茨城県日立市です)

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