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セブンは特殊な車だ。だからトラブルも多い。普通の車では考えられないような故障もある。
最初の故障はスロットルワイヤーの切断だ。走行僅か2000キロ。踏んでも回転が上がらない。それどころか無理矢理踏むと今度は戻らない。点検してみるとワイヤーがほつれてアウターの中で動きが渋くなっていた。出先だったためにアイドルを高くして、だましだまし自転車屋まで行き、ママチャリのブレーキワイヤーで代用した。
家まで帰ってほっとしたのもつかの間。翌日はなんと、クラッチが切れなくなった。これもワイヤーのほつれだった。原因はクラッチワイヤーのダルマをクラッチのレバーに取り付けるビスだった。スリーブも無しにネジ部で受けていた。そのため、クラッチペダルを踏むたびにダルマの中にネジが切られていったらしい。やがてダルマが首振り運動をするようになり外側のワイヤーが金属疲労ですべて切れ、芯だけでかろうじてつながっていた。ワイヤーはディーラーから無償でもらい、自分で交換した。ネジはネジ部の短い物と交換し、ネジの胴部で受けるようにした。以後は念のため必ずクラッチワイヤーのスペアーを積んでいる。
金砂郷町の農協直売所へ行ったときにフロントサスペンションの取り付けボルトが前方へ数センチほど飛び出していた。原因は取り付けボルトが短すぎてロックナットのナイロンの部分まで届いていなかったからだ。危うくタイヤがサスペンションもろとも、どこかへ飛んでいってしまうところだった→クレーム修理してもらった。
さて、次は命に関わる大故障...なんとガソリン漏れだ。ガソリンを満タンにしていつものようにガレージに入れておいた。夕方ガレージの鍵をかけるために行ってみると、なにやらガソリン臭い。シャッターを開けてびっくり、ガレージの床にはガソリンが水たまりの様になっていた。急遽携行缶に残ったガソリンを吸いだしたが、わずか数リットル。ガレージ内には30リットル以上のガソリンをぶちまけてしまったのだ。原因はアルミのタンクの折り曲げ部分に亀裂が入り、そこから漏れていた。購入後1年と経っていなかったので、これもクレーム交換となった。
ガソリンタンクを交換して戻ってきたセブン しかし、今度は電気系統に故障が発生した。これは修理の時に作業者がどこかのケーブルに傷を付けてしまったらしい。ブレーキランプが点灯しない。始末の悪いことに手の届かない所で断線していた。どこかに挟まっていて引っぱり出すことも出来なかった。おまけにスピードメーターが動かなくなって帰ってきた。ワイヤがミッション部の取り出し口の所から外れていた。しかも、エンジンを下ろさないと手の入らない位置だった。 結局、作業ミスということで再度横浜まで往復。
これだけの故障が僅か1年ほどの間に発生した。もう、ちょっとやそっとのことでは驚かない。次なる故障はやはり電気系統でハザードやフラッシャーランプが点灯しなくなった。近くの自動車修理工場でフラッシャーリレーを購入して交換。工場の方の話では”こんな旧式のリレーは今時珍しい”と言っていた
次にやってきたのは、ご多分に漏れず...いやオイル漏れだ。走行中にオイルパンに亀裂が入ったらしくエンジンオイルが漏れてきた。これはさずがに自分のところには設備がないので、修理工場へ持ち込んでオイルパンを外してもらい、別な工場へ持っていって溶接してもらった。ついでにオイルパンの一番前の部分に少し厚手の鉄板を溶接して補強した。
次のオイル漏れは油圧計の油圧の取り出し口だった。シリンダーブロックに打ち込んだニップル部から漏れている。旋盤加工したニップルに市販のマイクロカプラーを溶接して修理完了。ホース側から漏れてもカプラーを抜くだけで油圧計が読めなくなるだけだ。
冬場に凍結した路面でスリップしてノーズコーンと前輪のフェンダーを小破した。ともにグラスファイバーなので近所には修理できる工場が無かった。やむを得ず模型店でファイバーと樹脂を購入して自分で直した。だから今でもその傷跡が残っている。まあ勲章みたいな物だ。その後、年寄りの冷や水と言われないように慎重に運転している。
その後、何度かトラブルに見舞われたが、その都度いろいろ工夫しながら修理して現在に至る。ごく最近では、キャブレタからガソリン漏れが発生してホースのガスケットを交換した。
2000年10月 右後輪側からオイルが漏れていた。ブレーキオイルだった。点検してみるとアクスルに沿っているオイルラインが、キャリパーに入っているところに亀裂が発生していた。ゴムホースが無、金属のパイプが直接キャリパーに入っているのでアクセルオンオフの度に僅かにアクスルシャフトが前後に回転するために金属疲労を起こしたらしい。応急処置として、亀裂の入ったところで切断してフレアー加工して取り付けた。ついでに、冷却水を交換。
2001年3月 トランクルームのスペースが狭く、幌さえ積むにも一苦労。そこで、プラスチック成型品のバスタブみたいなトランクルームをそっくり取り外し、燃料タンクぎりぎりの位置にベニヤ板で底板を作り、アルミ板でサスペンションのカバーを自作して取り付けた。心持ち広くなったかなあ?....
2001年9月 走行中に左フロントのフェンダーステーが金属疲労により破断した。タイヤに擦れて走行不能となった。かねてより工具袋の中に忍ばせてあった針金やあり合わせの物でなんとか走行できるように応急修理をして自宅まで帰る。直ちにステーを外して懇意の町工場に持ち込み溶接してもらった
2003年5月 以前から少しずつ冷却水がウオーターポンプから漏れていたのだが、とうとう対策を施さなければならない状態になった。部品は幸いにもインターネットですぐに入手できた。ポンプを交換するついでにクーラントも交換した。
2003年10月 これまでに、幌を取り付けて走行したのは、燃料タンクの修理から戻ってきたときに幌がついた状態で受け取った時だけだ。結果、幌はいらないと決断し、フロントウィンドを取り去り、自作のレーシングスクリーンを取り付けた。材料は5mmのアルミ版、ガラス、飛散防止フイルム、若干のネジ類とバイク用のミラーである。高さおよそ10センチほどのスクリーンの効果はなかなかよろしい。より風を体に感じながら走行することが出来る
2004年5月 以前から気になっていたのだが、停止状態で据え切りするとラック&のピニオンマウントが左右に少し動く。当然ながらハンドリングをスポイルしているはずだし、このまま放置すればマウントの付け根あたりにクラックが入って壊れてしまう可能性もある。そこでアルミの板とアングル材でマウントの上部をネジでフレームにボルトオンで連結固定して動かないようにした。ほんの僅かの改造だが、効果は劇的でハンドリングは一段と向上した。
2004年9月 車検を受けた。以前から気になっていた車検有効期間のシールが小さくなったので、自作のレーシングスクリーンに張ることが出来た。
2004年11月 走行前の点検で、以前修理した左フロントのフェンダーステーの別な部分にクラックを発見した。今回はブラケット部の前の方である。直ちに取り外して溶接・修理した。
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