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朝食はバイキング。パンを自分で切ってくる。ソーセージ、
スクランブルエッグ、ハム、バター、チーズ、蜂蜜。バターと蜂蜜を混ぜてパンに塗って食べる。KA氏も「これは
旨い」と絶賛。チャイもセルフ。カップの縁が欠けている、4つ星クラスでもあまり気にしないようだ。チャイは濃い
目のコーヒーと間違えそうなほど黒っぽくて濃い。しかし、味は渋味もなくさっぱりしておいしい。
角砂糖をかじりながら飲むのにもすっかり慣れた。実にうまい、何杯もお代わりをする。朝食の後、少し時間があったのでホテルの近辺
へ散歩に出た。まだ朝が早いせいか、それともラマダンあけの休日のせいなのか、あまり人も歩いていない。ホテルの裏
の通りに建設中の建物があったので写真に収める。まだ開いていなかったが自転車店を見つけて写真に収める。
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聖母マリアの家
エフェソス
まではバスで2時間弱。聖母マリアが晩年を過ごしたという家に行った。建物は土台が残っていただけで、現在ある建物は後で
再現された物で教会になっている。中に入って写真を撮ることも出来る。ここでお祈りすると願い事がかなうと言うことで大勢
の観光客(巡礼者)が来ていた。教会の下の崖の所には清水がわいていてボトルに詰めて帰る者が大勢いた。キリスト教徒に
とっては聖なる水なのだそうだ。私は取りあえずその水を飲むだけ...。願いがかなったら、またお礼参りに来なくちゃならないからね。
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エフェソスの古代都市跡
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エフェソスの古代都市遺跡は、ベルガマよりさらに壮大だった。往事は3万人を収容したという巨大な円形劇場。大理石で埋め尽く
されたメインストリート。温水を利用して作られた床暖房を備えた巨大な石造りの家...といっても今は屋根
もなく、温水が流れていたという溝には草がぼうぼう生えているだけ。迷路みたいになった、その水路を子供みたいにはしゃぎ
ながら歩き回る。公衆トイレも座面は綺麗な大理石がはめ込まれ、下は水が流れる水洗式。当時はこのトイレで色々、討論が行われていたらしい。
それにしてもこのような由緒ある遺跡の上をなんら制限もなく自由に歩き回り、どこで写真を撮ったり触ったりしても差し支えないということに、
ちょっとした驚きを感じざるを得ない。
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公衆トイレはなんと水洗!
このエフェソスの遺跡はゆっくり見て回ると、まる
一日はかかりそうだ。
昼食は都市遺跡からバスで15分程の街道筋からやや奥にはいった所にあるレストラン。駐車場の側には
いちじくの木がたくさん植えてあった。冬なので、葉は無いが木の形が非常に変わっている。全体は日本のいちじくに比べると
かなり大きい。枝が非常にくねくねとうねって気味の悪い形をしている。トルコのいちじくは皆こんな形をしているそうだ。
ここはレストラン以外は何もない。屋根の高い田舎風の平屋だが、窓からの展望はのどかな田園風で明るく雰囲気が良い。母屋
からやや離れたトイレで用を済ませてからレストランへ行くと、一行は既にほとんど席に着いていた。テーブルは8人掛け。一行
は18人なので、やはり遅れてきたMさんと二人で別のテーブルへ座ることになった。彼女は一人で参加している妙齢の女性。
なかなか聡明そうで気さくな方だった。前回の旅はチュニジアだったそうな...なんでチュニジアだったのだろう?二人きりで何か
と話が弾み、楽しい昼食だった。料理は、ごはん粒が少し入ったトマトスープ、じゃがいもと野菜のクレープ包み、竹串に差した
羊肉、サラダ、ピラウ、チャイ。テーブルには何やら赤い香辛料の入った小さな壷。サラダに少し振りかけて食べた、ぴりっと辛くて旨い
。そもそも、この国ではサラダにかけるドレッシングは無いのだろうか?一度もでたことがない。窓の外はいかにも田舎風の中庭で、素焼きの
ワインの壷(アンフォラ)がさりげなく置かれている。う〜む、もって帰りたいところだがカバンに入る大
きさではない。どこかのみやげ物やで手頃な大きさの物を探そう。昼食の後は元の道を町へ戻る。
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アルテミス神殿跡(世界の七不思議の一つ)
途中でアルテミス神殿の跡へ立ち
寄る。ここは紀元前2000年にはすでに神殿を中心に集落があったそうだ。しかし、現在は湿地となっており壮大な石柱が1本
残っているだけだ。ここにあった石材は建築材料として持ち去られてしまったのだ。元はアテネのパルテノン神殿よりもはるかに
大きく、幅55m奥行き110mものひろさがあったそうだ。
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エフェソス考古学博物館
エフェソスの町には遺跡から発掘された品々を展示している考古学博物館がある。有名なアルテミスの豊饒の女神像が2体展示
されている。その他、イルカに乗った少年の像やソクラテスの頭部等々興味深い物が多い。写真を撮ってもいいらしいので撮ってみたが、
ストロボを使ってはいけないので結果はどうかわからない。(結果は下の写真をご覧下さい)次回の旅行用にポケット三脚を購入せねばならないなと感じる。入り口の売店
で土産物を売っていたので記念に巨大な男根をもつ性神プルアポスの真鍮製の像と、かさばらない小さい小さなアルテミス女神の像を購入した。
150万TLと300万TL。ついでにバスのすぐ側で店を開いていたみやげ物屋で、やはり真鍮製のすり鉢をゲット。値切りに
値切って10ドル。バスに戻って「何を買ったの?」と皆に聞かれる。例の巨大な男根の像とすり鉢をご披露..やっぱりこんなの買うのは
私ぐらいか.....。
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レザーショップ
この後、バスは観光客目当ての革製品の店へ向かった。店は街からやや離れた郊外の街道筋にあった。
先日の宝石店と同じで回りに何もない道路にポツンと1軒だけ。まずは紹介を兼ねてファッションショー。ハンサムな男性社員や若い
トルコ美人が音楽に合わせて精一杯愛敬を振りまく。トルコの若い人達は本当に美男美女が多い。中年になるとみんな髭面でお腹が出ている。
やはり食生活のせいなのだろうか。 女性モデルの写真撮ればよかったなあ...
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サービスで出たアップルティーが、甘めだが結構うまい。ショーが終わるといよいよ売り込みだ。
別棟になっている建物の中に入るとハンサムな若い男がなかなか達者な日本語で説明をしてくれる。私は始めから買う気はないが面白かった
ので最後まで聞いてしまった。説明の後はいよいよ個別の売り込み...先ほどのモデルのお嬢さん達や男達がてぐすねひいて待っている。
店内はかなり広く、男物や婦人物の革のコートやジャケット等たくさんぶら下がっていた。私は手持ちぶさたそうにふらふら歩いていただけ
だったが、やはり様子で分かるのか誰も押し売りにやってこない....部屋の中央にソファーとガラスの天板のついたテーブルが置いてあった
のでそこに一人で座っていたら若い女性の売り子がやってきた。彼女は片言の日本語が出来る。自分はイスタンブール生まれで以前は、日系
企業に勤めていた等と色々話をした。なかなかの美人だった。買い物よりもこうして地元の人と話をしている方が楽しい。一仕事を終えた男が
一人やってきて会話に加わる。トルコ語と英語と日本語がごっちゃになった会話で、なかなか通じないがそれがまた面白い。
テーブルのガラスの天板の下にはなにやら不思議な物体がはめ込まれていた。かなり朽ちた感じだが分厚い板に大きさが2〜3センチ程の鋭く
とがった石が規則正しい間隔で無数に埋め込まれている。所々、石が抜け落ちているが元は全面に埋め込まれていたようだ。男が「これはなん
だかわかるか?」と尋ねる。余りにふしぎな物体なのでしばらく考え込んでしまった。そこへもう一人の男がやってきた。なにやら、にやにや
笑っている。最初の男が「ハマムで使う物だ」という。何々?こいつを壁に取り付けておき、背中を掻くときに自分でこすりつける。などと、
もっともらしいことを言う。しかし、そんな用途に使うには余りにもごつすぎる。背中の皮がいくら分厚くても傷だらけになりそう。
後から来た男が”ははあ、またやってるな”とばかりに本当のことを教えてくれた。本当は日本でいうところの千歯こき。つまり麦の穂から麦
をくしけずるための農具だそうだ。現在はほとんど使われていないが、一部の田舎では今でも使われているそうだ。「はっはっは」と大笑い!
店を後にすると、いよいよエーゲ海沿岸を離れてトルコ内陸部へ向かう。今夜の宿パムッカレまでひた走ることになる。街道をしばらく進むと
道路左手の奥の方に白い水蒸気が盛大に吹き出しているところがある。温泉からわき出す蒸気だそうだ。いよいよパムッカレが近づいてきた。
遥か彼方の山の斜面に有名な石灰棚が白っぽく見えてきた。夕闇が迫る頃、バスは街道から急に狭い道に曲がった。バスの前方は白っぽい石を
敷き詰められた道路だけがやけに白く浮き上がって見える。しかし辺りは街明かりもほとんど見えず、街路灯も全くない。天気が良ければさぞ
素晴らしい星空が見えることだろう。心細くなるような狭い砂利道を進むこと数十分、バスは小さな村へさしかかった。本当にこんな所に
4つ星クラスのホテルが有るのだろうかと思うほど小さな村だ。ガイドが気を使って小さな店の前にバスを停める。ホテルでは水もかなり高いとか...
何人かが水を調達に下車する。私はどうせ空気を持って来るならと、カバンの隙間に日本から持ってきた2リットルのボトルがあるので心配無用。
突然道が開けるとなんとそこにはいかにも大きなホテルの明かり...それも一軒や二軒ではない。数十軒のホテルがカラフルなイルミネーションや
窓の明かりをちらつかせて並んでいた。さすがに世界遺産の村というべきか?世界遺産の石灰棚のおかげでこれほどたくさんのホテルが軒を並べ
ているとは想像もつかなかった。
パムッカレのエリギュールホテル
今夜のホテルには温泉水を利用したプールもあるので楽しみだ。ようやくホテル到着と相成った。それぞれ荷物
を抱えてバスを降りる。なにやらバスの外が騒がしい、なんと同行したKA氏がバスのステップを踏み外して転落したらしい。荷物を左右の手に
持っていたために腰と背中と肘までしたたか打ちつけたようだ。奥様が慌てて駆け寄り何事か言っている。とりあえず駆けつけてみると肘がかなり
痛そうだ。もしや骨折かと焦る。T子さんは何やらホテルの中へ駆け込む。私はKA氏の荷物を持ち、取りあえずホテルの中へ一緒に行く。
この地方は地震が多いとかで高い建物を建てることが出来ない。で、ホテルも2階建てだ。例によって建物の一番端にある部屋だった。
だがその割に広くはない。部屋へ入って肘の様子を調べてみる。かなり痛みがあるようだ、心なしかやや腫れている。私がまさか役に立つとは
思わずに持ってきた”冷えぴた”で患部を冷やす。
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多種多様なナザール・ボンジュ
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事の真相は.......
T子さんはバスの中でかなり前からトイレを堪えていたらしい。それで、通路側に座っていた旦那さんが手荷物を全部持って急いでバスを
降りようとした。ところがバスのステップにしいてあったマットが少しずれていたために滑ってしまったのだ。いずれにしても医者を呼ぶような
ことにならなければいいのだが...
ここは、かなり田舎なのでホテルの外には何もない。そのため、ホテル内にみやげ物屋が数件、それに温水
プールがある。食事まで時間があるのでみやげ物の店を覗く。イスタンブールのグランドバザールでも見かけたナザール・ボンジュ
(ガラスで出来た青い目を型どったお守り)がたくさん並んでいる。大きさも小さい物は豆粒大、大きい物だと直径20センチ以上ある。自宅用
に15センチ位の物を購入。おみやげ用に小さいのを3個ほど入手。レストランの準備が出来たようだ。非常に広い、客も大勢で
座る席さえなかなか見つからない。今日はラマダン空けでトルコ各地からトルコ人達が遊びに来ているのだそうだ。他にもドイツ人の観光客等
大変な賑わいだ。今までのホテルで一番大きい。が、黙っていても客がわんさとやってくる土地柄だけにサービスは余り良くない。食器類は傷み
が目立つし、部屋のタオルも端の方がほころびている。だが、パンや料理はどれも旨かった。食事の後、せっかくこの日のためにと水着を持って
きていたので、プールへ行く事にした。KA氏も肘が痛むと言いながらも誘惑に勝てず一緒に行く。プールはさほど大きくはないがやけに深い、
なんと一番浅いところが160センチ。向こう側は180センチもある、さすがの長身のKAさんも足が立たない。しかし、トライアスロンで
鍛えた彼と奥さんはすいすいと泳いでいく。同行の若い女性陣も「こんなところでプールに入れるとは思わなかった」と大喜び。KAさんは肘の
痛みも忘れてスイミングのレクチャーをして楽しそう。明日はパムッカレからカッパドキアまで750キロもの移動だ。早々に荷物をまとめ早め
に休む。
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TOP
目次
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1
イスタンブール
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2
チャナッカレ
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3
トロイ
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4
エフェソス
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5
パムッカレ
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6
カッパドキア
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7
イスタンブール
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8
帰国・番外編
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